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◎俳談

◎俳談
【図々しいヤツ】
草虱明眸なれば手を貸せず 産経俳壇1席
 明眸(めいぼう)とは、澄みきって美しいひとみ。美人の形容に使う。草虱(くさじらみ)はセリ科の二年草で、山野を歩くと衣服に点々と小さな草の実がくっつく、あれだ。なかなかとれない。泥棒草の類いで秋の季語だ。美人がスカートなどにつけていると図々しい野郎は、しめたとばかり手を貸す。女は馬鹿だからこういう男にはすぐに引っかかる。
小生のようにシャイで誠実でアランドロンのような男はかえってもてない。したがって 
秋の夜の酔へば自在な恋の文 杉の子
などと一人酌むのである。