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◎俳談

◎俳談
【犬と人生】
 我が人生に常についてきたのは犬だ。今の家に住んでから、シェルティ、ゴールデンリトリーバー、ブルドッグが亡くなり、いまホワイトテリヤが末期症状だ。亡くなった犬は庭の片隅に共同墓地をつくって埋めている。皆懐かしい犬たちだった。シェルティが老いたころ、リトリーバーを買ってきたら、恨めしそうに私を見た目が忘れられない。皆庭で飼っていたが、ホワイトテリヤは家の中で買っている。この犬も14歳で老いた。女房に内緒で買ってきたら、怒った女房が家出したが、今は溺愛している。
老犬の盲(め)しひゆくらし冬の山 産経俳壇入選
ホワイトテリヤは、あまりべたべたしないが、愛情の強さは感ずる。私が風呂に入ると必ず下着の上で寝ている。おそらく私の匂いが安らぐのだろう。犬は家の中で飼うと細やかな情が通じ合う。そのテリヤのぼけが始まったようなのだ。目もよく見えなくなってきている。夜に家の中を徘徊するので、深夜に原稿書きをしている書斎のソファに置いてやると、ぐっすり寝る。安心するのだろう。犬は天国の虹の橋のたもとで主人を待っているという。10数匹の犬が待っているのだ。そう考えると楽しい。